骨盤を意識して颯爽と歩くコツ!
骨盤を意識して歩いていますか?
普段まわりの景色を見ながら、音楽を聴きながら、何気なく歩いている人がほとんどだと思います。姿勢を学ぶようになって、街を行きかう人の歩き方につい目が行ってしまうのですが、骨盤を動かして歩いている人は少ない印象。膝を曲げ、股関節から下だけを動かして歩いている人が多いです。
骨盤を動かして歩くメリット
- 歩幅が大きくなって、消費カロリーUP
- 血流がよくなり、代謝もUP。痩せやすい体に。
- 骨盤が動くことで胃腸も活性化。便秘改善。
- 体幹が鍛えられる
健康面でいいことづくめですが、はたから見ても颯爽と歩く女性はカッコいいですよね。
では、骨盤を動かして歩くにはどうしたらよいのでしょう?
骨盤が動くしくみ
足の付け根というと、股関節をイメージしがち。でも実は股関節から下だけを使って歩いても、骨盤はほとんど動きません!
なぜなら骨盤は、上半身と下半身をつなぐ土台となる骨。骨は単体では動きません。その周囲にある筋肉やじん帯が効果的に動くことによって、骨は連動する仕組みなのです。
ポイントは腸腰筋
骨盤に良くも悪くも影響する筋肉が腸腰筋。腸腰筋は、みぞおちの下あたりから股関節につながっていて、骨盤と同じく上半身と下半身をつないでいます。骨盤を動かして歩くには、この腸腰筋をしっかり伸縮させることがポイント!
そのためには、みぞおちの下あたりから足が生えているイメージで歩くこと。ウエストから前に進むような、ファッションモデルのウォーキングがまさにそれですね。
ウエストから一歩踏み出し、かかとから着地。膝の後ろをピンと伸ばして、つま先で蹴り上げる。これを左右交互に繰り返す歩き方が、骨盤が動く歩き方です。
お尻歩きでイメトレ
骨盤を動かして歩くイメージがつかめない方は、一度お尻歩きをしてみて下さい。
床に両足を前に伸ばして座ります。背筋は床に対して垂直に。その状態からお尻で前に進もうとすると、骨盤を動かさないでは進めません。
お尻歩きで骨盤を動かしながら歩く感覚がつかめたら、普段歩く時にもその感覚を思い出して実践してみましょう。最初はぎこちなくても、慣れてきたら自然と腰から前に進めるようになりますよ!